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2009年11月19日 (木)

シャーリー・ナイト

Photo  シャーリ ー・ナイト

   TVドラマ「逃亡者」(1963-67)の最終回は全米史上最高の視聴率を記録したといわれる人気ドラマである。毎回のゲスト出演のスターも楽しみだった。男優ではウォーレン・オーツ、ロバート・デュバル、ロイ・シネス、チャールズ・ブロンソン、J・D・キャノン、テリー・サバラスなど。女優ではパメラ・ティフィン、アン・フランシス、アンジー・デッキンソン、キム・ダービー、ブレンダ・バッカロ、ダイアン・ベーカー、スザンヌ・プレシェットなど。最終回でリチャード・キンブル(デビッド・ジャンセン)と結婚するのはダイアン・ベーカーである。ブレンダ・バッカロ(真夜中のカーボーイ)やダイアン・ベーカー(アンネの日記)は現在も活躍している。現在で活躍中といえば、ジェラード警部の息子だったカート・ラッセルはいまや大スターだ。第28話「闇の中の声」に出演したシャーリー・ナイト(73歳)も現役俳優。彼女はこの「逃亡者」に3回も別役で出演している。主な出演映画はデビュー作の「野獣部隊」(59)をはじめ、「北海の果て」「階段の上の暗闇」「渇いた太陽」「あしやからの飛行」「グループ」「華やかな情事」などあるが代表作はフランシス・フォード・コッポラ監督「雨のなかの女」(69)か。最近でも「恋愛小説家」(97)「モール・コップ」(09)などに出演している。繊細で上品な感じの娘だったが今では老婆の役であろう。いずれにしてもアメリカの上流階級の女性といった雰囲気で長い演技派女優としての地位を築いてきたようだ。

「雨のなかの女」あらすじ ある雨の朝早く、ナタリー(シャ-リー・ナイト)は目がさめるとまだ寝ている夫に「すぐ帰ってきます。心配しないで」とだけ手紙をのこして家をでた。泣きながら、ステーションワゴンに乗って。彼女はニュージャージーへ向かう車の中で新婚時代を思い出していた。あれから1年がたつというのに、ナタリーはいまだに結婚生活に対する不安と不満を消すことが出来ないでいるのだ。あくる日、ヒッチハイクの若者を車に乗せてやった。学生時代フットボールの選手で、みんなから「キラー」とあだ名されていたというそのジミーという青年は、女友達のエレンのところへ仕事口を紹介してもらいに行くのだとナタリーに語った。やがてエレンの父親が働くドライブ・インに着いた。しかし、エレンはじめ母親もジミーの来訪を迷惑がり、結局、またナタリーはジミーを乗せてそこを去らなければならなかった。ある郵便局の掲示板で仕事口が見つかった。すでに子どものように無邪気なジミーを愛しはじめていたナタリーは、彼を後ろ髪ひかれる思いでそこを置き去り、運悪く警官に捕まって、もとの場所へ引き戻されてしまった。その夜、ナタリーとジミーは警官の住むトレイラーを訪ねた。酒を飲んでダンスをしてすっかり興奮した警官は彼女をトレイラーの中へ誘い込み、いきなり体を求めてきた。その様子を外でみていた警官の娘がすさまじい悲鳴をあげた。その悲鳴を聞いたジミーは無我夢中でトレイラーの中へ飛び込み警官を殴りつけた。その姿に拾った拳銃を続けさまに射ち込んだのは娘だった。翌朝、ナタリーは雨の空港で夫のあたたかな胸の中に抱擁されていた。人間の愛の悲しみ、喜びを知った短い孤独な旅は終わったのだ。

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子供の頃、旧ピカデリーでブリナー、ウイドマークらと「あしやからの飛行」の舞台挨拶でお見かけしています。チャキリスはいなかった?。

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