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2009年9月11日 (金)

戦後日本初の金メダル選手は誰れ?

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  戦後日本国民を熱狂させたフジヤマのトビウオ古橋広之進の活躍は誰しも知っているだろう。だがレスリングの石井庄八(1926-1980)の活躍はどれほどの人が覚えているのだろうか。

   昭和27年7月、フィンランドの首都ヘルシンキでオリンピック第15回大会が開催された。日本は戦後初の参加で、戦前ベルリン大会以来16年ぶりに参加した。だが競泳王国を誇った水泳陣は金メダルを一つも獲得できず、1500メートル自由形の橋爪四郎ほか銀メダル3個にとどまった。一方、あまり期待されていなかったレスリングが好成績をあげた。フリースタイル・バンタム級に出場した石井庄八が日本人選手では唯一金メダルを獲得した。得意技はすばやい動きからの投げ、返し技。特に優勝候補と言われたトルコの選手を破った三回戦の返し技、決勝戦でソ連のマメドベコフを追いこんだ寝技から腕固めの連続技は鮮やかだった。石井は後にコーチ、レスリング協会常務理事として、笹原正三らの名選手を育てあげた。

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