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2009年9月30日 (水)

巨人は何故強いのか

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    巨人がリーグ優勝した。巨人は65年から73年まで不滅の9連覇を達成しているが、それ以後、長嶋と藤田が2連覇したが、3連覇を達成したのは原監督だけであり、実に36年ぶり快挙となる。常勝球団の宿命、勝って当たり前といわれる中での勝利であるが、原監督の采配は見事であった。去年の坂本に続き、松本をレギュラーに定着させた。亀井をホームランを量産できる不動の5番打者にした。ゴンザレス、オビスポなど外国人投手の起用に成功した。巨大戦力との批判はあるものの、原監督は的確な采配でチームづくりに成功した。

 巨人のV9戦士であった土井正三がペナントレースの優勝を見届けるかのように他界された。昭和44年の阪急との日本シリーズ第4戦のことである。巨人は4回無死1、3塁で長嶋が空振り三振。ところがこの時、一塁の王が二塁へ盗塁。阪急岡村捕手がそれを見て球を2塁へ送球、その間に、3塁の土井がホームへ。身体でベースを覆って2塁からの返球をとる岡村。土井はブロックですべり込むことができず、土井はアウトにもみえた。しかし、岡田球審の判定は「セーフ!」。猛抗議をした岡村は審判を突き飛ばし退場処分となる。翌日の新聞に捕手の股間のわずかな空間に、土井が左足を入れて本塁を触る決定的な写真が掲載された。結局この回一挙6点を奪い逆転。シリーズの流れを決めた土井のファインプレーだった。29日、黄金期を支えた名脇役の早すぎる死を悼んで、V戦士らが参列した。黒江、柴田、堀内らが柩を霊柩車に運び込み、名二塁手に最後の別れを告げた。89歳の高齢で車椅子の川上哲治が弔辞をよんだ。「V9は君なしではあり得なかった。」という言葉は最高の言葉だ。またイチローへの指導をめぐる風評に対しても「野球は全員が力を合わせてやるものと若いうちに教えたくてファームに置いた。君はイチロー君の才能をはじめから見抜いていた」と語った。いま日本の野球のレベルは世界的になった。巨人軍には有名な正力松太郎の遺訓というものがある。

巨人軍は常に強くあれ

巨人軍は常に紳士たれ

巨人軍はアメリカ野球に追いつき、そして追い越せ

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