ジェイ・グラック「ペルシア陶器の世界」
先日、ある地方紙に「女性の書斎ひとり好き」の紹介記事が掲載されたので数人の篤志家から本のご寄贈があった。なかには随分と珍しい本もある。私のような小さな本屋で利用者とどのように結びつけるかが問題であるが、とりあえずブログで記載しておくことで資料検索を可能にしたい。
「カタコト英語で十分です」イーデス・ハンソン著、実業之出版社、昭和57年
「庄内地誌」中島東次著、帝国書院、昭和8年
「最近動物教科書」戸沢富寿著 帝国書院、昭和3年
「7000年の歴史とあそぶペルシア陶器の世界」ジェイ・グラック著、西武ホール、昭和55年
「礼法」小川淑子著、柴田書店、昭和31年
「農業教科書園芸篇」兵庫県教育会 森棟二著 宝文館 昭和12年
「私のお茶」藤原銀次郎著 講談社 昭和33年
「花心 鈴木剛画集」 昭和55年
「国史絵画集」伊勢神宮歴史絵画館 昭和44年
「思ひつき夫人」平井房人
「家庭生活刷新資料、家庭応急看護法」神戸市 昭和18年
「後楽園スタヂアム50年史」平成2年
「近世きもの万華鏡、小袖屏風展、国立歴史民俗博物館所蔵、野村コレクション」平成6年
「やきものとエマーユ、あんていーく9、色の造形」読売新聞社 平成3年
「品川祐治郎画集」友月書房 平成14年
「日本大地図帳5訂版」平凡社 平成13年
寄贈された資料のなかで、一般的に著名な人物は大正・昭和の財界人・政治家の藤原銀次郎(1869-1960)だろう。90歳まで長生きしたので、晩年は「お茶人」さんになりすましている。実に人生の達人ともいうべき人物である。個人的には芦屋に住んでおられたジェイ・グラックさんのペルシア陶器の図録が入手できたことは嬉しい。開業して看板をあげると自然とご寄贈本が集ってくるのは嬉しいが、どのように感謝を申し上げていいのやら、ともかくお店を長く継続し、広く利用に供し、寄贈者の御厚志にむくいたいと思う。
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