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2009年8月 6日 (木)

孔明の妻選び

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   最近、妻も子もある社会的高い地位の男性が暴力、不倫、浮気、覚せい剤、大麻など信じられない愚行で家族を悲しませる行動がニュースとなっている。とくに有名美人女優を妻にした男性など、ふつうなら人生バラ色であろうはずが、なぜ堕落するのだろうか。美人を妻に迎えることはハイリスクなのだろうか。諸葛孔明は妻を選ぶ時、容色よりも才智を選んだという話は名高い。

    襄陽の名士黄承彦は、「あなたは妻を求めていると聞きましたが、私に一人器量の悪い娘がいます。髪は赤茶けていて色も黒いが、才智の面ではあなたの妻として恥ずかしくない娘です。どうかもらってやってください」孔明は承諾した。すると黄承彦はただちに車で孔明の家に送りつけた。

   凡百の男ならば容姿第一に妻を選ぶだろうが、孔明は違った。幼くして両親を失い、叔父玄に引き取られるがその叔父にも死なれて家庭的に恵まれなかった。そんな孔明が黄氏と築いた家庭は素晴らしいものであった。孔明の学識は彼女の助けによるところが大きかった。当時あたりまえとされていた側室も孔明はもたなかった。そういえば本当の一流とかスーパースターの中には年上の妻をもつことが多い。それは自分の環境を最優先にしてくれる家庭的な女性を求めるからであろう。どうやら美人妻はハイリスクかもしれない。だが当時こんな歌も流行った。「孔明の妻選びをまねるなかれ。まさに阿承(黄承彦のこと)の醜女を得ん」

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