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2009年8月 7日 (金)

人生の虚しさ

Img_0009 火のついた煙草をくわえる髑髏 1885

   「ひまわり」で知られるゴッホの作品としては珍しいものであろう。絵画の世界では、髑髏や煙草は人の世の空しさ、はかなさを意味する図像として捉えることができる。特に「ヴァニタス」(虚栄)といって、17世紀のオランダでプロテスタンティズムの思想と結びついて盛んに描かれたものである。19世紀の人、ゴッホもオランダ人なのでこのような絵画の伝統が受け継がれているのが興味深い。ヴァニタスは虚栄、生のはかなさ、現世の虚しさなどと訳されるがもともとは旧約聖書に由来する。

エルサレムの王、ダビデの子、コヘレトの言葉。

コヘレトは言う。

なんという空しさ、なんという空しさ、

すべては空しい。

太陽の下、人は労苦するが

すべての労苦も何になろう。

一代過ぎさればまた一代が起こり

永遠に耐えるのは大地。

日は昇り、日は沈み

あえぎ戻り、また昇る。

(旧約聖書、コヘレトの言葉)

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