無料ブログはココログ

« モノクロ映画の回想シーン | トップページ | 選挙の夏がやって来る »

2009年7月13日 (月)

役名そのまんま芸名に

304567_image2_1     BS朝日韓国ドラマ「空くらい地くらい」第61話「命日」。今日もお話の中心はウナ(ホン・スア)ちゃん。ウナの高校時代のいじめっ子ソジョンを街で見かけ、彼女のあとをつけて家まで行った。でもそこまでで、彼女に謝罪させることはできず、かえって自分自身が精神的に落ち込む。ヒステリックになって家族の人を心配させる。ムヨン(パク・ヘジン)はウナを立直らせるには、ソジョンに事情を話すことだと考え、彼女の家へ行く。だがウナのことを聞かれても「そんな人は知らない」と冷たく追い返される。

   ウナの精神が錯乱状態の演技は迫力があった。「まさに韓国ドラマとはこれだ!」というホン・スア迫真の演技。スアは本当にこのドラマの後に精神病にかかったというのもうなづけるほど熱演だった。みんながウナちゃんの行く末を心配しているが、この後どうなるのかと、あらすじを読むと、なんと年下の恋人が現われるらしい。ソ・ジュニョン君という若い俳優。どこかで聞いた名前だ。クォン・サンウの「悲しき恋歌」の役名。つまりクォン・サンウの子供時代を演じた子役が役名をそのまま芸名にして、スターとして登場してきたのである。

   日本でも役名を芸名にしてデビューすることはある。南條豊は山口百恵の「エデンの海」の南條先生の役でデビューしている。本名が山川豊なので「南條豊」となった。(山川豊でなくてよかった)。藤村志保は昭和37年「破戒」の役名「志保」と原作者島崎藤村から芸名を「藤村志保」としたことはあまりにも有名である。役名を芸名にした最も大物俳優は三国連太郎だろう。昭和26年に木下恵介監督「善魔」の主役でデビュー。役名の三国連太郎をそのまま芸名にしている。「愛と誠」でデビューした早乙女愛も役名が芸名になっている。松田聖子もテレビドラマ「おだいじに」の役名が芸名となった。

« モノクロ映画の回想シーン | トップページ | 選挙の夏がやって来る »

韓国ドラマ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« モノクロ映画の回想シーン | トップページ | 選挙の夏がやって来る »

最近のトラックバック

2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31