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2009年6月23日 (火)

キッズ・スターは大成しない?

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    むかしから芸能界には「子役あがりは大成しない」というジンクスがある。(もちろん日本には高峰秀子、美空ひばり、中村メイコという例外もあるが…)。ハリウッドでもジャッキー・クーガン、ミッキー・ルーニー、マーガレット・オブライエンなど名子役たちも大成したスターとはいえない。「ホーム・アローン」のマコーリー・カルキンや「ターミネーター2」のエドワード・ファーロングたちも100万ドルスターといわれたが今はどうだろう。30歳を過ぎたところなので、これからが正念場だが前途にはかなり厳しいものがある。テレビでよく再放送される映画はいつも彼らの古い作品でいつまでも少年のままなので、新作を見るとまず驚きが先にくるだろう。そういう意味ではジョディー・フォスターとレオナルド・デカプリオは、成長ぶりを見続けているので別格スター級だろうか。ジョディは3歳からTVのCMにでていたが14歳のとき映画「タクシードラバー」の少女娼婦役で世界のスターとなった。デカプリオも14歳のころからCMに出演し、TVの「愉快なシーバー家」でティーンのアイドルとなった。そんなデイカプリオもいまや35歳。新作はなんとマーティン・スコセッシ監督の「シナトラ」。彼はこの役をとるためボーカル・コーチを雇ってトレーニングを始めたという。いくらなんでもシナトラばりの声がすぐに出るとも思われないが、「子役あがり」がスターを維持していくためには、数倍の努力と精進が必要なのだろう。

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