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2009年5月 1日 (金)

読者の時間を浪費させないためには

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人生は非常に短かく、その中でも静かな時間は余りにも少ない。われわれはつまらない本を読むことによってその貴重な時間を浪費すべきではない。

  ジョン・ラスキン(イギリスの著述家・美術評論家)

    *  *  *  *  *  *

   ラスキン(1819-1900)のいうようなつまらない本は、19世紀よりも21世紀の現在大量に出版されている。大型書店で本を探す時、何十万冊の中から本当に自分が求めている本をさがすことは至難である。店頭に平積みされている本は、あくまで大量に出版して、大々的な宣伝をして売ろうとしている本であって、中味が本当にいいかどうかはわからない。ブックオフにある本の多くも、大量出版された残骸が安く売られているだけである。かりに岩波新書の名著があるとしても、読者がそれを読んで受け入れられる状態であるかはわからない。良書よりも適書が大切だ。あくまで読者の自発的な関心が何であるかが大切なのだ。人と本とを結びつけることはたやすいことではない。充分に吟味して、手にとりやすく興味のある分野ごとに並べて、本の背を見て、何か手にとってみたくなって、パラパラとめくって読み始める。自分に合いそうだという直感が沸いてくる。そして精読してみる。共感、あるいは反発を覚える。でも著者の言うことに納得させられる。そのような著者との対話が生れればいい。

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