政治家の品格
鴻池祥肇官房副長官が突然辞任した。なんと愛人同伴で2泊3日の熱海ゴルフ旅行を週刊誌にフォーカスされたことが理由らしい。まったく国民をバカにしたあきれた話だ。不倫は個人の問題であるとしても、とくにJR無料パスを使用したことは、国会議員の特権を悪用したものとして許せない。週刊新潮には「ボクは祖父からのDNAがあって女癖が悪い。あのタレントの草なぎと同じように失敗してきた。麻生政権の足を引っ張るようなことをやって申し訳ない」「浮気といえば浮気や。全部捨てて一緒になるわけやない」草なぎを持ち出して世間の同情をかおうとするし、祖父からのDNAのせいにする。自身を3代にわたる艶福家、つまり女にようもてる、10人の女がいた、とか自慢話のように聞える。週刊誌を読んだ印象では、反省の色なし。というより政治家としての責任感というか使命感が全く欠如している。4月28日といえば新型インフルエンザの対策本部を設置した当日のこと。危機感ゼロ。麻生首相は健康上の理由で辞任したのだから、任命責任は無しという。役職を辞任したといっても議員をやめるわけでないから、どうってことないわけだ。麻生にしても小沢にしても鴻池にしても、どうしてこのような人が政治家になるのだろうか。結局、その権力にむらがり、利権をあさる国民がいるからだ。すべて己の欲や利害関係で投票する人が多いのだろう。汚れた顔の日本人をみるのが辛く悲しい。
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