雨の日でも楽しい
退職したら健康診断はどうなるのかな?とちょっと不安だったが、先日きっちりと市役所から「健康診査受診券」が届いた。早速、昨日近所の柴田内科で見てもらった。数値的にはよくなっている。勤めていたときより健康であることは自覚して感じるし、医学的にも実証された。あとは適度の運動を実行する。今日は雨降りだが、往復1キロを歩いてブックオフに本の買出し。なんと「雨の日プレゼント30点券」2枚を貰った。ブックオフの成功したところは、さまざまな社員からのアイデアで実行しているところだろう。こんなところにもお客様を大切にする気持ちが現われている。
「近代日本文学12、13、14夏目漱石集」、「近代日本文学全集20武者小路実篤集」、「現代日本文学集18火野葦平」、「東京ディズニーリゾート完全ガイド」、ノ・ヒョギン「愛の群像上中下」購入。
文学全集の夏目漱石など今更なぜ購入するのか、と思われるだろう。とても貴重な情報があるのだ。小泉信三「夏目漱石」(昭和23年)、片岡良一「漱石における二三の問題」、本多顕彰「夏目漱石」などが収録されている。これらは研究上不可欠だ。このことは岩城康隆先生から学んだ。最近、国文学を研究する学生は減ったらしい。学燈社の「国文学」も休刊するという。ケペルは史学だったが、文学研究の大切さを晩年になって発見した。「作家の戸籍調べ」「重箱の隅をつつく」などと言われようとも面白いことは面白い。政治家や芸術家よりも文学者がやはり一番人間的に興味がある。おそらく生涯研究しても興味はつきないだろう。
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