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2009年2月 5日 (木)

横綱の品格問題

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   伝統と格式の国技といわれる大相撲だが、今その体質の甘さが世間の批判を浴びている。先日も若麒麟が解雇処分となった。大麻事件、時津風部屋力士死亡事件、八百長疑惑、タニマチとの金銭トラブル、そして横綱の品格問題など課題が山積している。初場所千秋楽の朝青龍のガッツポーズなどを見ても伝統と格式の国技といわれる大相撲が危機に直面していることは明らかである。だが戦後大相撲事件史を調べていくと、横綱前田山の出場停止処分にその濫觴をみることができる。昭和24年の大阪場所、前田山英五郎(1914-1971)は初日力道山に勝ったのみで、その後5連敗を続け大腸炎を理由に休場し帰京した。ところが休場中にもかかわらず前田山は後楽園球場へ行き、サンフランシスコ・シールズと巨人軍の試合を観戦した。あろうことかオドール監督と握手する写真まで新聞に掲載され、問題となり、これがもとで引退するはめになった。前田山はのちにハワイ出身の高見山をスカウトして、大相撲の国際化に貢献したが、のち曾孫弟子にあたる高砂部屋の朝青龍が巡業をさぼってモンゴルでサッカーの試合に出場して問題になったことなどをみると、因縁めいたものを感ずる。大鵬はハワイ巡業で入手した拳銃を隅田川に捨てて書類送検されたことがある。北の富士は負けが続いてズル休みするため「不眠症」という診断書を協会に提出、その翌場所ハワイで美女と遊んでいるところをパパラッチに撮影された写真が週刊誌掲載された。輪島も年寄株「花籠」を借金の担保にしたことがバレて、結局廃業。親方とケンカして破門となった双羽黒。いま朝青龍だけが横綱の品格を問われることが多いが、過去の横綱事件簿をみると「朝青龍ほどじゃない」と思うか「朝青龍だけじゃない」と思うかのちがいだけであろうか。一度デーモン小暮とやくみつるでこの問題を討論してみてはどうだろう。

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「スポーツ」カテゴリの記事

コメント

要するに力士が外国人か日本人かの問題ではなくて、教育の問題だろうと思いますね。ま、外国人力士を多く採用する師匠には、指導力不足の者が多いというのが背景にあるのかもしれませんが・・・。ガッツポーズといえば、昔、高見山も土俵上でやって、注意されたことがありました。

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