コンスタン「アドルフ」
コンスタン シュニッツラー
賭博狂コンスタン(1767-1830)の莫大な借金を、彼の尽力で七月革命で王位についたルイ・フィリップ(1773-1850)が返済してやったところ、彼は「ありがとうございます。でも陛下が自由に背けば、私たちはたちどころに叛逆します」と言明したという。コンスタンは著名な文学者スタール夫人(1760-1817)との長年の関係も有名である。
筑摩書房の世界文学大系91巻は近代小説集。ペイター「宮廷画家の花形」「セバスティアン・ヴァン・ストーク」、ワイルド「ドリアン・グレイの画像」、マイヤー「説教壇から射つ」、シュトルム「北の海」、ハウプトマン「踏切番ティール」、ホーフマンスタール「騎兵の物語」、シュニッツラー「グストル少尉」、コンスタン「アドルフ」、ノディエ「アルジールの妖精トリルビー」、メリメ「マテオ・ファルコネ」、ネルヴァル「シルヴィ」、ドーデー「アルルの女」、リラダン「ヴェラ」、フランシス「赤い卵」、アーヴィング「リップ・ヴァン・ウィンクル」、クレイン「街の女マギー」。
ワイルド ペイター
シュトルム マイヤー
ホフマンスタール ハウプトマン
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