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雪舟等揚 「四季山水図(山水長巻)」 晩秋
如拙、周文に学び、入明して画人として自信をもった雪舟(1420-1506)は、宗湛のあと幕府の絵師になることをすすめられると、「金殿の絵は僧の筆に適せず」と辞退し、狩野正信を推したという。帰国後の雪舟は豊後の天開図画楼、周防の雲谷庵にとどまり、この時期に大作「四季山水図」(山水長巻)を描いた。以後永正3年に87歳で没するまで、主として山口の雲谷庵で制作に励んだ。雪舟を山口にひきつけたのは、大内氏の文化的雰囲気であったろうか。毛利博物館には雪舟の名品「四季山水図」(国宝)がある。
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