無料ブログはココログ

« 紅白落選歌手の嘆き節 | トップページ | 吉野作造と中沢臨川 »

2008年12月 2日 (火)

描かれた花、ゴッホとルドン

Img_0008

             ゴッホ   花瓶の赤いグラジオラス 1886

Img_0009

            ゴッホ      ケシとヒナギクとバラ  1886

    ゴッホ(1853-1890)といえば、ひまわりを思い浮かべるかもしれないが、花の静物画はいろいろな種類の花を描いている。カーネーション、バラ、グラジオラス、ヒナギク、ケシ、夾竹桃、シネラリア、アスター、フロックス、サルビア、ライラック、百日草、ゼラニウム、ビスカリア、コリウス、菊、芍薬、アイリス、桃など花の王国オランダの画家らしく多彩な花々を描いている。

    花の画家としてはルドン(1840-1916)も一連の花瓶に挿した鮮烈な色彩の花を数多く描いた画家として知られるが、それは50歳を過ぎてからのことである。

    「花」という共通のモチーフで表現される、多様で個性的な美の世界を観賞するのも楽しいものである。

Photo_2

   ルドン  野の花  1912年 オルセー美術館

« 紅白落選歌手の嘆き節 | トップページ | 吉野作造と中沢臨川 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 紅白落選歌手の嘆き節 | トップページ | 吉野作造と中沢臨川 »

最近のトラックバック

2023年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30