芸能人は芸名が命なり
ベネッセコーポレーションが発表した女の赤ちゃん名前ランキングで今年の第1位は「葵(あおい)」だった。同社では大河ドラマ「篤姫」で主演した女優の宮崎あおいの人気が大きく影響したものと分析している。宮崎あおい=篤姫は一番の今年の顔かもしれない。姓の「宮崎」は篤姫の故郷・鹿児島にも近い県と重なるし、名の「あおい」は徳川家の紋章「葵」に通じる。まるで名前の魔法にかけられて、力強い演技をしたようだ。
このように芸能人にはとくに芸名が大事である。五木ひろしは成功するまでに、「松山まさる」「一条英一」「三谷謙」「中川純」「五木ひろし」と五度も改名している。
林長二郎は長谷川一夫、城健三郎は若山富三郎、中村錦之助は萬屋錦之助、柴田吾郎は田宮二郎、峰岸龍之介は峰岸徹と改名し、いずれも俳優として成功している。
先日テレビ番組表を見ていると、火曜サスペンス劇場の再放送、六月の花嫁「入籍」、主演・益戸育江、美木良介とある。「益戸育江」とは誰だろう、と見ると、「高樹沙耶」だった。映画「沙耶のいる透視図」で主演デビューした高樹沙耶だが、ずいぶん思いきったことをしたものである。「沙耶」という名は当時は新鮮な響きがあり、ステキな名だった。あれから25年、「高樹沙耶をやめて、本名に戻した理由」を婦人公論に語っているが、彼女にもいろいろあったようだ。行動する女・益戸育江の今後の活躍に注目したい。
* * * * *
おもな芸能人の改名一覧(作成中)
三根耕一(ディック・ミネ)、李香蘭(山口淑子)、目方誠(美樹克彦)、藤純子(富司純子)、安田道代(大楠道代)、丸山明宏(三輪明宏)、悠木千帆(樹木希林)、春日はるみ(川中美幸)、野口ヒデト(真木ひでと)、海原千里(上沼恵美子)、大形久仁子(内田あかり、内田明里)、カールスモーキー石井(石井竜也)、近藤久美子(相本久美子)、塚本璃子(成海璃子)、渡辺えり子(渡辺えり)


コメント