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2008年12月28日 (日)

天璋院篤姫フィナーレ

    NHK大河ドラマ「篤姫総集編」3夜連続見る。主演の宮崎あおいは大河史上最年少ながら、12歳から49歳までを見事に演じきった。朝日新聞のある欄には、このドラマ「篤姫」を日本版「風と共に去りぬ」と、まで高い評価をしている。

    ところでナレーションでもあった篤姫の享年49歳とは陰暦で数えた場合であり、今日の満でいうと47歳9ヵ月である。そしてドラマにはなかったが、篤姫が亡くなる数ヵ月前に岩倉具視(片岡鶴太郎)が57歳で亡くなっている。病死であれ、天寿であれ、このドラマの登場人物は皆短命である。徳川家定34歳、徳川家茂20歳、坂本龍馬31歳、和宮32歳、小松帯刀36歳、木戸孝允44歳、西郷隆盛49歳、大久保利通47歳。幕末維新の動乱にそれぞれの役割を果たして夭折したのであろう。

    維新後、徳川家達の教育に専念した天璋院は、ひとつの時代の終わりを告げるかのように、明治16年11月12日、千駄ヶ谷の徳川宗家の邸宅で静かに死去した。自宅の風呂場で倒れたそうで、死因は脳卒中だった。墓所は上野寛永寺。夫・家定の墓の隣に眠る。

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