無料ブログはココログ

« ダビデの星 | トップページ | 天璋院篤姫フィナーレ »

2008年12月26日 (金)

曹操と文姫

Img_0012

   「三国志演義」では曹操は悪役なので、あまりいい逸話はない。わずかに「文姫帰漢」(文姫漢に帰る)という曹操の美談が残されている。

    文姫は、後漢末の女流詩人蔡琰(さいえん)の字。博学で音曲にも精通していた彼女は、16歳で仲道に嫁いだのち、群雄割拠の動乱に巻き込まれ、匈奴の左賢王の妻となる。辺境に暮らすこと12年、その間に二子をもうけた。しかし、曹操はその才を惜しみ、また彼女の亡父蔡邕(さいよう)とよしみだったため、左賢王に金銀彩錦を贈って文姫を買い戻し、董祀(とうし)と再婚させた。

   ブックオフへ行く。王樹村・立間祥介「年画・三国志」、江國香織「がらくた」「なつのひかり」「いつか記憶からこぼれおちるとしても」、「面白いほどよくわかる聖書のすべて」購入。

« ダビデの星 | トップページ | 天璋院篤姫フィナーレ »

女性の書斎」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ダビデの星 | トップページ | 天璋院篤姫フィナーレ »

最近のトラックバック

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30