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2008年11月 3日 (月)

女性専用って、男性差別?

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   最近のニュースで「女性専用車両に反対する会」が、新宿駅で警察官ともみ合いになったと聞いた。会の活動は女性専用車両に乗り込んだり、反対の署名活動などである。平成13年以降、首都圏、関西圏で女性専用車両の導入は広がっていった。女性が安心して乗車することを目的としたものであるが、今年ころからネット上では女性専用車両は男性差別ではないかという指摘がかなりみられるようになった。この種の動きは、鉄道だけではなく、平成18年にJR函館駅構内に女性専用のパスタ店ができ、マスコミに取り上げられて物議をかもしてから、女性専用とする各種の店にも悪影響を及ぼしかねない情勢である。ケペルは女性専用の店がいけないとは思わない。大阪ミナミにこの秋、女性専用のネット・カフェがオープンしている。一万冊の少女コミックや骨盤矯正マシンやスチーム式美顔器などを備えている。カフェ難民のイメージを一新し、女性客の取り込みを図る動きも出ている。サービス業として女性専用とし重点的に行なうことは健全な営業活動だと思う。女性専用車両に関しては公共交通機関なのでいろいろ論議の余地はあるだろうが。

   では女性専用の図書館ってあるのだろうか。日本では唯一、「お茶の水図書館」がある。主婦の友社の創業者である石川武美(1887-1961)が昭和23年11月28日、「女性・生活・実用」をテーマに私立の女性専用図書館を開館し、現在も存続している。入館料は300円するが、保存雑誌のタイトル数は充実している。

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