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2008年11月23日 (日)

ポリアンナの幸せゲーム

    ポリアンナは、孤児だがどんなことでも喜びにかえてしまう明るい性格の11歳の少女である。そして周りの人々にも幸せを感じる心、喜ぶ気持ちを広めていく。

  ある日、ハリントン家のお手伝いのナンシーはポリアンナに訊ねた。「ねぇ、おじょうさま。なぜそんなに喜んでばかりいるのですか」

「あらね、それはゲームだからよ」

「えっ、ゲームですって」

「そう、しあわせゲームなの。おとうさまが教えてくれたの」

「まあ、どんなゲームなんですか」

「とてもかんたんよ。だってね、うれしいことをさがしだせばいいの。そう、このゲームをはじめたのは、足の不自由な人が使う松葉づえが、あたしのところに届いたときからよ」

    ポリアンナは、そのときのことを思い出すように、ゆっくりと話をはじめた。

「あたし、そのころお人形がとてもほしかった。それで、お人形をくださいって手紙を書いて、教会の本部へ送ったのよ。そしたら、いま、杖しかないので、杖を送ります、って返事がきて、杖が送られてきたの。それで、あたし、泣きだしたわ。すると、おとうさまが、ポリアンナ、杖をもらって喜ばなくちゃいけないよ、っていうの」

「まあ、どうして、杖をもらって、喜ぶんですか」

ナンシーがあきれ顔で、ポリアンナをみつめた。

「あたしも、はじめはわからなかったわ。そこで考えていると、おとうさまが、杖を使わなくてすむからうれしいだろ、っていったの」

「へぇ、変な考え方ですね」

「いいえ、ちっともへんじゃないわ」

ポリアンナは言った。

「すばらしいことなの。だって、どんなことからだって、うれしいことがみつけだせることがわかったんですもの。うれしいことが見つけだせたときは、とっても幸せな気持ちになることがわかったんですもの」

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