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2008年11月25日 (火)

天地はどのようにしてつくられたか

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    子どものために書かれた聖書物語には、山室静「児童世界文学全集24 聖書物語」(偕成社)、小出正吾「世界児童文学全集15 聖書物語」(あかね書房)、高津春樹他訳「少年少女新世界文学全集1 聖書物語」(講談社)、坪田譲治「子ども聖書」(実業之日本社)、犬養道子編「少年少女世界の文学5 聖書物語」(河出書房)、ヴァン・ルーン「聖書物語」などがある。なかでも山室静「聖書物語」は偕成社文庫にもあり、最も入手しやすい書物である。一度ゆっくりと読んでみたい。

    ところで山室静は北欧文学や神話を主とした研究家として知られるが、聖書をギリシア神話やローマ神話と同じように神話として考えておられるようだ。つまり本書を読むかぎりクリスチャンではないようにおもわれる。ケペルも天地創造の話など今日そのままの形では通用しないので「聖書は神話」と認識しているが、ファンダメンリストの考えのクリスチャンやエホバの証人の方からは、高踏批評だと批判されたことがある。やはり聖書は神の霊感を受けて書かれたものですべて真実のこととして受けとめられるかどうかが、クリスチャンと関心のある人との差なのかもしれない。

    午前中、ブック・オフへ行く。 山室静「聖書物語」、益子昌一「指先の花」、銀色夏生「夕方らせん」「ミタカくんと私」、安野モヨコ「美人画報」、ドロシー・バトラー「子ども・本・家族」、ブリジット・バルドー「怒りと絶望」、「ちくま文学の森5 おかしい話」、さのようこ「だってだってのおばあさん」、しみずみちを「はじめてのおるすばん」、ギョウ・フジカワ「えいごであそぼう」、「日録20世紀1931,32,33,34,35,36,37,38」

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