今年、引退する有名人
シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子(36)が引退会見を開いた。高橋尚子に限らず今年は何故か大物の引退宣言が目立つ。野球界では、桑田真澄、野茂英雄、清原和博、体操の鹿島丈博、陸上の朝原宣治、柔道の井上康生、サッカーの森島寛晃、レスリングの伊調馨・伊調千春などなど多彩な顔ぶれである。スポーツ選手は肉体的な限界もあるので、ある程度予測されることだが、この人の動向が今年一番騒がせたであろう。小泉純一郎の政界引退である。
芸能界では、自然と消えていくケースが多いが、石田未来は20歳で「自分探しをします」と引退宣言した。グラビアアイドルの小向美奈子(23)と共に惜しまれる引退であろう。
海外では「アンダーカヴァー」のホアキン・フェニックスが34歳の若さで俳優業を引退し、音楽活動に専念するという。ホアキンはリヴァー・フェニックス(1970-1993)の弟であり、2度のアカデミー助演男優賞にノミネートされた演技派である。
ところで石田未来は、「いしだみく」と読む。「未来」という名を使う芸能人は多いが、「みらい」「みく」「みき」など読みが異なる。こういう場合、普通に「未来(みらい)」と読ませたほうが売れる可能性が高い。志田未来は「しだみらい」と読み、「14歳の母」「正義の味方」と好調だ。山本未來(やまもとみらい)、上野未来(うえのみく)、森山未来(もりやまみらい)、羽生未来(はにゅうみく)などがいる。
このように、自ら表舞台を去っていく人もあれば、今年、有名人になった人もある。エドはるみ、山本モナ、スザンヌ、はるな愛、鳥居みゆき、木下優樹菜、DAIGO、上地雄輔などテレビはまた新しい有名人を生んでいる。最近の売れっ子の傾向として「おばかキャラ」が好まれる。ただし男性の場合、ルックスも重要視されるようだ。とくに「セレブと貧乏太郎」の上地雄輔は今いちばん旬な芸能人で将来性もありそうだ。
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