無料ブログはココログ

« 紅一点と紺一点 | トップページ | 下流にいて汚濁にまみれてはいけない »

2008年10月26日 (日)

ジェニーの肖像

Img_0008_2

    貧しい画家のエブン・アダムス(ジョゼフ・コットン)は、ある日、偶然ひとりの少女と出会う。ジェニー(ジェニファー・ジョーンズ)といって不思議な魅力の持ち主だった。ほんの短い時間ではあったが、それは印象的な出会いで、風景画家だった彼を少女のスケッチへと向かわせる何かがあった。しばらくして、運命とも言うべき力が二人を再会に導くが、驚いた事にジェニーは、わずかな間に少女から大人へと成長を遂げていた。エブンは不思議に思うが、二人の間に強く運命を感じ、ジェニーの肖像画を描くようになる。ドイツ出身の表現主義の映画監督ウィリアム・ディターレ(1893-1972)が愛と幻想に満ちたストーリーをファンタジックに描く「ジェニーの肖像」(1948)はアカデミー特撮効果賞、ベネチア映画祭主演男優賞を受賞している。なお、ジョセフ・コットン&ジェニファー・ジョーンズの共演作品には、このほか「君去りぬ後」(1944)、「ラヴレター」(1945)がある。原作はロバート・ネイサン(1894-1958)

« 紅一点と紺一点 | トップページ | 下流にいて汚濁にまみれてはいけない »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 紅一点と紺一点 | トップページ | 下流にいて汚濁にまみれてはいけない »

最近のトラックバック

2024年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31