団令子はギャル語の元祖
左から、中島そのみ、団令子、重山規子
流行語にはあまり関心がないケペルでも「KY」ぐらいは知っている。「空気読めない」を意味する若者言葉で、女子高生から発信したギャル語のローマ字略字をマスコミなどでも使い、今でも広い範囲で使われている。ギャル語は1990年代半ば以降、渋谷のコギャルを中心に話された言葉で、とくに有名な言葉は「チョべりバ」で、「超ベリー・バッド」の略。いまでは死語になっている。いま流行っている渋谷語では、「曽根る」。大食いタレントのギャル曽根で、「満腹になるまで食べる」という意味。「茶べる」は「お茶しながらしゃべる」という意味。「萌死」とは「好き好きで死んでしまいたいぐらいステキ」という意味。「KY」のようにローマ字の略語は今でも多い。
「PK」(パンツ食い込む)
「HK」(話変わるけど)
「ATM」(あいつはたまにむかつく)
「NBA」(なるほどブスだけど愛されるキャラ)
渋谷語を解読すると、むかし海軍が使っていた「MMK」(もててもてて困る)と共通するものがある。昭和34年頃、東宝映画「お姐ちゃんシリーズ」で団令子が「あんた、MMKね」と若い男に言っていた頃とあまり世相は変わっていないのも面白い。
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