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2008年10月26日 (日)

紅一点と紺一点

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「結婚期」(昭和29年)左から木匠久美子・岡田茉莉子・有馬稲子・浜田百合子・杉葉子・鶴田浩二

   「男性のなかにいる一人の女性」という意味で「紅一点」という語は、日常的にもしばしば使われる言葉であろう。これは宋の王安石が詠んだ「石榴の詩」のなかに、「万緑叢中に紅一点あり」(青葉の中に一輪の赤い花が咲いている)とあり、「唯一異彩を放つもの」から、転じて、多くの男性の中にただ一人女性がいることを「紅一点」というようになった。

   反対に多くの女性の中に男性が一人いる状態を表わす言葉は無いものだろうか。調べると、最近、「紺一点」(こんいってん)という言葉が使われだしているようだ。しかし、またまだ使用度、認知度も低く、「広辞苑」に収録されるほどには至っていない。

    映画、ドラマなどで新人スターを売り出す方法として「紅一点」「紺一点」は、昔から行なわれてきた。最近のドラマ「流星の絆」(戸田恵梨香、二宮和也、錦戸亮)や「花より男子」(井上真央、松本潤、小栗旬、松田翔太)でもみられるし、オードリー・ヘプバーンの「麗しのサブリナ」もハンフリー・ボガートとウィリアム・ホールデンとの共演もそうである。紺一点では、アラン・ドロンの「お嬢さん、お手やわらかに」(ミレーヌ・ドモンジョ、ジャクリーヌ・ササール、パスカル・プティ)やイ・ビョンホンの「誰にでも秘密がある」(チェ・ジウ、キム・ヒョジン、チェ・サンミ)などのモテモテぶりを強調した演出手法はその典型的事例といえる。

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