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2008年10月18日 (土)

目的をもって生きていこう

Phob42h

   米国で暮らす高齢者を対象に意識調査を行なった結果、幸福な人生を送るための重要な鍵の一つが、「目的をもって生きているかどうか」であるという。明確な人生目標をもっていないと答えた人の場合、10人に7人が人生に不安を抱いているのに対し、人生目標をもっている人の場合は、10人に7人が満足感を感じている、という結論がでている。(デビッド・ニーブン「ハッピーな自分になれる100の魔法」)ケペルの場合、具体的な人生の目標はかなり明確になっている。私立図書館をつくることである。このような夢みたいなことを周囲に話すとおそらく笑われるであろう。大金持ちで資金が潤沢にあれば、個人美術館でも私立図書館でも可能であろうが、月給取りに実現できるはずがないといわれるだろう。むかし浪江虔という人は昭和14年に農村図書館を設立して、ほぼ半世紀にわたり図書館運動をされてこられた。蔵書は最終的には3万6千冊を超えていたであろう。浪江虔にはとても及ばないが、1万冊以上は揃っている。ただ都市部の文化の成熟した地域で、利用があるかどうかは、やつてみないとわからない面がある。浪江さんは、公共図書館を批判しながらも、実際に公共図書館に勤めた経験はなかったので、図書館にある種の憧れを抱いていたようで、あくまで名称は「図書館」に拘わったし、ラベル、目録カードなど図書館に習った経営をしている。ケペルは、公共図書館の経験があるので、むしろ公共の欠点を知っている。民間でないとできない部分があることに気づいている。公共と民間とのすみ分けをしながら、公共の弱いところを重点的にサービスしていく。とはいっても、教養のスタンダードという部分は外せない。新刊本が重視の書店や公共図書館では、最近では教養のスタンダードな面で見劣りする書架づくりになっていることに気づいている。「健全な事業を立ち上げるには、健全なる事業計画が必要である」これはビジネスコンサルタント・経営戦略センターの主張である。まず、事業計画を明確にし、次に、その目的を実現するために必要な戦略を立てる。それが軌道に乗るとさらにステップ・アップを図る。「女性の書斎」という女性に限定した読書や書き物をする部屋であるが、仮に本店が居心地がよくて多くの利用者が来店されるとして、それから何がうまれるかが問題である。日本では巨大メディアが支配していて、あまり少数意見が政治に反映されない社会体制にあるといえる。新聞、テレビなど自民党・民主党と二大政党時代の到来ということをさかんにニュースで流しているが、選択肢は二党のみでは決してない。保守系の二党のみの選択肢しかないような情報はすでに巨大メディアが自社の経済利益優先で歪めた情報操作をしているにすぎない。つまり今の世の中にはかっての西欧のコーヒーハウスのような、社会を変革しているための新しい仕組みを考えるオピニオンが必要である。「女性の書斎」設立という小さな事業だが、目的や志は大きい。来週から業者と看板やサイン計画の打ち合わせに入る。開店まであと5ヵ月と迫ってきた。

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