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2008年10月 6日 (月)

太王四神記と後燕・北燕

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   ペ・ヨンジュン主演の歴史ドラマがBS2でスタートした。歴史ファンタジーなので史実とは異なるものの、4世紀末の広開土大王の時代、中国では五胡十六国の時代の複雑な歴史的背景が映像でわかりやすくイメージできる。

   高句麗は紀元前から7世紀まで、中国東北部から朝鮮半島に存在した国であるが、ペ・ヨンジュンが演ずるタムドクは広開土王(在位391-412)がモデルになっている。5世紀末に高句麗は、歴史的に最大の領土を広め、東アジアの強大国として威勢を振るった。広開土王は朝鮮民族の最高の英雄である。

   歴史地図で見ると、広開土王の時代の高句麗は西の慕容氏(鮮卑系)の後燕(384-409)と南の百済・倭とに挟撃されるという状況であった。これを打開するため、広開土王が隠密裏に仕掛けたたかどうか定かではないが、407年に後燕にクーデターが起こる。高句麗王家の分家出身の高雲が後燕王に即位する。そして高句麗と後燕で和議が成立する。409年、高雲王は暗殺され、漢人将軍の馮跋(在位409-430)が北燕(409-436)を建国するが、高句麗とは友好関係が続く。こうして広開土王の末年には平和が戻り、朝鮮史上にも類のない領土を獲得したのであった。

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