« ベロニカは死ぬことにした | トップページ | 次郎長二十八人衆 »
中盆(なかぼん)とは賭博の宰領であって、中央に壺振りと向かい合って坐る。お客が張る丁と半の金額が同額になるように尽力する。どちらかが足りなければ、斡旋したりして更に掛けさせる役である。手を触れたりしないで、一目で張られた金を勘定し、実際とそれほど違っていない者のことを、「盆が明るい」といい、それができないのを「盆暗(ぼんくら)」といった。「あんなボンクラ野郎はいない」などと日常使われる「ぼんくら」はここから出たといわれる。広辞苑によると、「(もと博打の語で、采を伏せた盆の中に眼光がとおらないで常にまけるという意)ぼんやりしている人。うつけもの。」とある。
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