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2008年8月31日 (日)

醒睡笑にみる赤塚ギャグ

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「醒睡笑」にこんな笑話がある。

    小僧がいた。夜が更けてから長い竿を持って、庭をあちらこちらと振り回っている。坊主がこれを見つけて、「おまえは何をしているのか」と問う。すると小僧は「空の星がほしくて、落とそうとするのだけれど落ちません」と言う。そこで坊主は゛いやどうも愚かなやつだ。そのように考えが足りなくてはうまくいくはずがない。星には庭からでは竿がとどくまい。屋根へ上がれ」と言う。お弟子の小僧はともかくといたしまして、先生の教えはありがたいいいことを教えてくれるものだ。

   これを読むと、つい「これでいいのだ~」と納得する。まさしく「天才バカボン」赤塚不二夫ワールドがそこにある。「醒睡笑」は、元和9年(1623)に成立した。安楽庵策伝という僧が編集した笑話集で、話は42項に分類され、その分類は落語の分類にも適用されている。全8巻で、千余話が収録されている。(参考文献:速水博司「中学国語の基本事項・古典作文編」駿台文庫)

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