ベター・ハーフ
午前中、曇天であるが雨が降っていないので仕入れに行く。735円で次の7冊。ヘレン・フィールディング「ブリジット・ジョーンズの日記」、ニコラス・スパークス「きみに読む物語」、トールキン「指輪物語 旅の仲間」、小栗左多里&トニー・ラズロ「ダーリンは外国人2」「ダーリンの頭ン中」、藤田宜永「愛の領分」、唯川恵「ベター・ハーフ」である。ブリジット・ジョーンズはロンドンで独り暮らしをする30代のシングル女性。仕事にも男にも入れ込みすぎたくはない。目下の課題はダイエット。最高の楽しみは気の合う友人と飲んでしゃべって騒ぐこと。映画ではレニー・ゼルウィガーの出世作品となった。レニーはこの映画のために体重を15キロ増やしたというが、ぽっちゃりした印象はいつまでも残る。現在39歳というから当時もかなり年齢がいっていたのだ。原作を読んでいないので、やはり映画化されたものは撰びやすい。小栗左多里はいわゆるコミック・エッセイだが、なかなか面白くて英語学習のためになる。石田衣良の作品を探したが100円ではなかった。恋愛小説ということで藤田宜永と唯川恵を選んだ。ベスト・ハーフではなくてベター・ハーフである。最高ではないが、まあまあのパートナーというとこか。第一章が「六月の花嫁」ではなくて「七月の花嫁」。作家もタイトルにはいろいろ思いをこめているのだろう。30代から40代くらいの女性を想定して選書することは楽しい。不思議な快感がある。
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