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2008年7月18日 (金)

奈良の鹿

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    2010年は「平城遷都1300年記念事業」がある。マスコットキャラクターで「せんとくん」が可愛くないと批判がでて、「まんとくん」が登場したりしているが、あまり愉快な話ではない。「ゆるキャラ」というものもあまり好きではない。京都の祇園祭、大阪の天神祭、に比べ奈良には決定力が不足している。奈良は南都七大寺を中心に発展した町であるが、平重衡の南都焼打ちや、明治維新の廃仏毀釈により、衰退した。やはり観光奈良のシンボルといえば奈良公園の鹿であろう。春日大社の祭神、武甕槌命が鹿島から勧請された際、鹿に乗じられたという故事により、春日大社の神鹿として保護されたばかりでなく春日大社を氏神と仰ぐ藤原氏の貴族たちは、この神鹿に会うことをこの上もない喜びとし、乗物から降りて鹿を拝したという記録も残している。特に江戸時代には犬狩りをしたり、神鹿を害したものは厳罰に処せられた。誤って鹿を殺した三作が石子詰にされたという伝説を残している。初夏のころは、鹿子斑点もあざやかで、鹿がもつとも美しい季節である。10月には鹿の角切りの行事が行なわれるので、観光客にとっては夏が奈良観光の最良のシーズンだといえる。

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  がんばれ、せんとくん

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