オルコットの推理小説「愛の果ての物語」
ルイザ・メイ・オルコット
午前中、本の買出しに行く。吉田修一「パーク・ライフ」、山本文緒「恋愛中毒」「プラナリア」、小川洋子「博士の愛した数式」、酒井順子「負け犬の遠吼え」、宮尾登美子「一絃の琴」、和久本みさ子「ハンサムな女たち」、河合隼雄「こころの子育て」、「特選お菓子百科156」ブティック社、ボブ・グリーン「ABCDJ」、オルコット「愛の果ての物語」。
「若草物語」(1868年)で知られるルイザ・メイ・オルコット(1832-1888)が、スリラー小説を書いていたことはあまり知られていない。1993年、ケント・ビックネルはオルコットの小説「愛の果ての物語」の版権を買い取り、出版した。お話は、18歳のロザモンド・ヴィヴィアンは、イギリスの小さな島で、愛情のない祖父と二人きりの孤独な生活を送っていた。ある日、祖父のもとを大金持ちのフィリップ・テンペストが訪れる。ロザモンドは自分の倍近い年の、どこか陰のあるテンペストと恋に落ち、二人は結婚してフランスへ旅立つ。しかしやがてロザモンドは、その結婚が罠であり、テンペストの恐るべき秘密に気づき始める…。
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