アリベデルチ・ローマ
もう20年も昔の話であるが、ローマ旅行の想い出といえば猫である。ローマにはなぜかノラ猫が多い。フォロ・ロマーノ、コロッセオ、マルチェルス劇場をはじめとする古代遺跡には、古代ローマ以来のノラ猫の領土である。すでに紀元前5世紀の著述家がノラ猫の繁栄ぶりを記している。猫を崇拝するエジプトからローマにもたらされたこれらローマの猫たちは、彼らの町を共有する人間たちとのさまざまな出来事といささかのかかわりあいをもつこともなく、時代をこえて生きのびてきた。
アリベデルチ・ローマ…
good bye…au revir
陽の光 海に照り 水色の空のもと
愛のうたを歌う 泉よ
アリベデルチ・ローマ…
good bye…au revir
この胸の 奥深く 思い出をいだきしめ
悲しくも 別れる さだめよ
人気歌手で俳優のレナート・ラシェルが1954年に作曲したカンツォーネ「アリベデルチ・ローマ」(ローマよさようなら)はカール・シグマンが英語詞をつけてディーン・マーティンで世界的にヒットした。「アリベデルチ」とは「また逢いましょう」という意味。
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