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2008年4月20日 (日)

安保闘争と炎加代子

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    昭和35年は安保闘争の年である。炎加代子という女優はこの時代を象徴している。当時、学生たちの間では既存の権威を否定してかかる「ナンセンス」という言葉が流行った。炎加代子が出演した作品にも安保闘争を描いたものが多い。「乾いた湖」(篠田正浩監督)では学生運動の闘士・下条卓也(三上真一郎)が大衆運動を軽蔑し、「デモなんかくだらない!革命だ」と叫ぶ。「太陽の墓場」(大島渚監督)では炎加代子は大阪の釜ヶ崎の女を熱演した。実生活では共演の若手男優と心中未遂を起こして、すぐに映画界から消えたが、少年たちに強烈な印象を残した女優である。ある雑誌の対談での発言「セックスしている時が最高よ」と語ったことからたちまち流行語となった。それは安保という政治的な時代の中で、ひたすらセックスという私ごとを追い求めることへの共感があったからであろう。

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「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

初めまして、この年代になり、公に初めて暴露いたします。私は、炎加代子の実の姪に当たります。母から、一世風靡した、大女優と聞いただけで、詳しいことは聞けません。表ざたになったら、私はTV局から追いかけられる。。。と思いました。初めて、告白しました。叔母を尊敬しています。知人に、私に似ていると言われました。

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