あれに見えるは茶摘みじゃないか 茜襷に菅の笠
萌えるお茶の芽もえたつたすき 唄に明けゆく宇治の里
宇治は茶どころ茶は縁どころ 娘やりたや婿ほしや
今年やこれきりまた来る春は 八十八夜のお茶に逢う
主は焙炉でこがれていよと わたしや茶園でうわの空
神に一心お茶にはニしん かけてみやんせキッと利く
ことしお茶にはあかねのたすき 今度五月にや黒だすき
宇治の里から貰うた嫁は 茶つみ上手で唄上手
人の手前で薄茶じやけれど 主の濃茶で目をさます
こよい庚申濃茶をのんで 話明かそか主さんと
ぬるいお茶でもお前の手から ついで貰えばあつくなる
朝の茶の湯に茶柱立って 運の開きか花が咲く
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♪摘めよ摘め摘め 摘まねばならぬ
♪摘まにゃ日本の茶にならぬ
投稿: さぶろた | 2008年4月29日 (火) 17時42分