ハリス・フーセンガムと恵とも子
いま50歳以上の男性ならば、この懐かしいアイドル・タレントの名前を半数近くの方は知っているだろうし、50歳以下ならばほとんど知らないだろう。現在のようなグラビア・アイドルの位置が確立していない時代、男の子の記憶に残る永遠の青春スターであった。
恵とも子。昭和24年生まれ。アメリカ人の父を持つハーフ・タレント。茶色の髪に青い瞳が可愛い。昭和38年に東京音楽院に入学、スクール・メイツの一員として音楽番組に出演。明星スター・パレードのマスコットガールになる。太田博之との「プラチナ・ゴールデンショー」の司会や映画「てなもんや幽霊道中」「東京市街戦」「陽のあたる坂道」に出演。レコードは昭和40年「ピンクの口紅」(「なぜか教えて」)、「大人の匂い」(花のおしゃべり」)。渡辺プロに所属し、テレビ出演も多数ある。昭和40年、41年、42年と雑誌のモデルとしても活躍する。「明星」の昭和41年1月号は橋幸夫、恵とも子である。2月号が舟木一夫、吉永小百合であるから、当時全盛だった吉永を抑えての正月号の登場であった。プロマイドの売り上げもローティーンの男子に人気があったので吉永に匹敵していたと思う。カネボウハリスはフーセンガム広告に恵とも子を大々的に起用し、週刊少年マガジンに頻繁に登場した。ちばてつや「ハリスの旋風」は「あしたのジョー」の前作品であるが、それまで少年週刊誌は戦争記事や忍者特集などで、女性タレントが誌面にでることは皆無だった。現在の少年誌は表紙も中味も女性アイドル中心であるが、恵とも子はその先駆け的役割を果たしたグラビア・アイドルといえる。
昭和41年1月号



月刊雑誌の「正月号=12月に発売される」は2月号です。従って明星の66年の顔は
吉永小百合だと考えるのが素直でしょう。
投稿 PPP | 2008年4月14日 (月) 13時24分
まことにご高説はごもっともなことです。ちょっと早計でした。
投稿 ケペル | 2008年4月14日 (月) 14時13分