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2008年3月 3日 (月)

港屋絵草子店たまき

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            港屋絵草子店の岸たまき

   抒情画の天才、竹久夢二(1884-1934)は明治17年9月10日、岡山県邑久郡本庄村の酒造家の次男に生まれた。15歳の頃に家運が傾き、18歳で上京。その画才は岡田三郎助、島村抱月に認められ、やがて甘美な哀感ただよう詩情は、大正の人々の心をとらえた。

    岸他万喜(きしたまき、1882-1945)との出会いは明治39年、夢二が早稲田鶴巻町にある絵葉書店「つるや」を訪ねたときに始まる。やがて二人は結婚し子供も生まれる。「港屋絵草子店」を開店するが、二歳年上のたまきとはいさかいが絶えなかった。大正4年、たまきと東郷青児との仲を疑い、富山県の海岸で夢二がたまきの腕を刺すことによって破局を迎えるが、たまきは夢二亡き後も彼を慕い続けたという。

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「文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

google検索で、こちらにたどりつきました。この岸たまきの写真は、とても素敵ですね。出典や所蔵を教えていただけないでしょうか。

粟田勇「竹久夢二写真館・女」新潮社・とんぼの本、1983年、74pにあります。港屋絵草紙店の店先の佇むたまきの姿がよく撮れています。ブログの画像は一部分で原写真はもっと広く左右が写っていますので、ぜひ本をご覧ください。

お返事、ありがとうございます。教えていただいた本、さっそく注文しました。

「岸たまき」を検索したらケペルさんのブログに出会いました。たいへんごぶさたしています。ちょっと気になったのですが、たまきは,本籍名「他万喜」です。

かぐら川さん、覚えています。なつかしいです。早速訂正しお詫びします。検索でひっかかるためにはいろいろな表記で書くのもコツですね。

さっそく、有り難うございました。別項で「光之助」の名前が目につきましたが、これは「虹之助」ですね。夢二はレインボウ(坊)と呼んでいたとか。。。また、お寄りします

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