マサイ族の風俗習慣
マサイ族の少女たち
マサイ族の住居
マサイ族はケニア南部からタンザニア北部にかけて住む民族。パラ・ナイル系のマー語に属するマサイ語を話す。牛の牧畜を主な生業とする。宗教はキリマンジャロに座するエン・カイという神を信奉する一神教。マサイ族の男は「草原の勇敢なる戦士」と呼ばれているが、今日では部族間の争いもなく、戦闘はもっぱら猛獣相手に行われる。
住居は牛糞と泥をこねて作る。この小屋をサークル状に配置し、外側を木の柵で囲いボマという村をつくって、猛獣から身を守る。マサイ族の伝統的な色は赤であり、衣服や化粧にはほとんど赤を使う。巨大な耳輪、派手な化粧をしていることもある。頭髪は牛の油でかためる。身体的特徴は、背が非常に高く、脚も長い。皮膚は黒褐色。マラソンなどの長距離走に優れており、名ランナーが多数でている。また驚異的な視力を持つこともよく知られている。
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