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2008年3月23日 (日)

早春の室生寺五重塔

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    「奈良大和路で最も魅力のある古寺、行ってみたいところは?」と聞かれたら、ケペルは躊躇することなく、室生寺と答える。中学生の春休みを利用して、高校生の兄と二人で行ったのは40年近くも昔の話である。室生口大野から宇陀川に沿って大野寺の磨崖仏を見て、反橋を渡り、境内に入る。緑ふかい杉木立の間に点在する諸堂には、かつての山岳道場としての重みが感じられる。奈良時代末期の宝亀年間(770年~781年)僧賢璟が開創。本尊は釈迦如来立像。仁王門をくぐり、石段を上ると正面に金堂、左に弥勒堂がある。さらに石段を上ると本堂、その上に五重塔がある。杉木立にはえる丹塗りの塔。勾配の緩やかな屋根、細かい組物、相輪などが一つの調べとなって人々を魅了する。室生寺には威圧感は微塵もない。なにか暖かくつつんでくれるようなやさしさがある。女人高野といわれるだけに女性に人気がある。女人ならずともなんどでも訪ねてみたい。だがあの石段を上ることはケペルにはもうできないかもしれない。

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