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2008年1月 3日 (木)

「平凡」「明星」「近代映画」

    大衆芸能誌「平凡」の創刊号が出版されたのは、昭和20年12月である。創刊号は、玉川一郎、清水崑、壺井栄などの小説読物が中心で、大衆文芸誌であった。表紙が大橋正のイラストから、スターに変わるのは、昭和22年11月号の高峰秀子が最初である。以降、表紙は原節子などの女優中心であったが、昭和26年9月号に当時の若手アイドルである美空ひばりが表紙に初登場する。以来、ひばりが大スターの階段を昇るにつれて、「平凡」は芸能娯楽雑誌として部数を伸ばしていく。美空ひばりは、「平凡」の人気投票では実に13年間にわたりベストワンであった。「平凡」とともに「近代映画」(昭和20年12月)「明星」(昭和27年10月号、表紙・津島恵子)も相次いで創刊された。これら三誌の表紙は最初一人の女優の笑顔がお決まりであったが、やがて男女二人となり、その後、表紙は大勢のスターの顔写真が定番となる。「平凡」の表紙が二人になったのは、昭和36年12月号がザ・ピーナッツだったから当然の成り行きことであるが、翌月(37年1月号)も橋幸夫・森山加代子の男女カップルが登場する。「明星」は少し遅れて昭和39年4月号で三田明・いしだあゆみの男女カップルが表紙に登場する。複数のスターが表紙に登場するのは、グループ・サウンズの大流行によるものである。「平凡」昭和43年5月号にザ・タイガースと吉永小百合、合計6人が登場している。「明星」昭和43年4月号で、黛ジュン、植田芳暁、瞳みのる、3人が表紙に登場する。

   「複数のスターの正面笑顔」という表紙の基本構図が確立するのは、昭和47年頃、アイドルの世代交代があり、ティーン・エイジャーのスターが台頭してきたことに起因する現象であった。新御三家(野口五郎、郷ひろみ、西城秀樹)、花の中三トリオ(森昌子、桜田淳子、山口百恵)。芸能アイドル誌の老舗「平凡」は昭和62年に休刊したが、「Myojo」(旧名「明星」)、「Kindai」(旧名「近代映画」)は今も複数スターで表紙が飾られている。

    スターは顔と芸名を知られることが第一であり、インターネットの無い時代、雑誌に掲載されることが人気に大きな役割を果たした。ここで、アイドル黄金時代を支えた男性スターの本名で、誰か、わかるかな?

①上田成幸

②今川盛揮

③辻川潮

④森内一寛

⑤松山数夫

⑥原武裕美

⑦佐藤靖

⑧木本龍雄

    *

       回答

①舟木一夫、②西郷輝彦、③三田明、④森進一、⑤五木ひろし、⑥郷ひろみ、⑦野口五郎、⑧西城秀樹

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