師走になると書店では来年のカレンダーが並んでいる。古くなったカレンダーは捨ててしまうだろう。しかし収集癖のあるケペルはカレンダーを破らず保存しておく。あとで懐かしい自分だけのコレクションになる。1994年の東宝東和スターカレンダーが倉庫からでてきた。表紙はアリッサ・ミラノ、1月はジャニン・ターナー、2月はダイアン・レーン、3月はブリジット・フォンダ、4月はアリッサ・ミラノ、5月はブルック・シールズ、6月はコン・リー、7月はシャロン・ストーン、8月はミラ・ジョヴォヴィッチ、9月はジェニファー・ティリー、10月はマリー・ジラン、11月はリンダ・ハミルトン、12月はジェーン・マーチ。14年前という、ちょっと懐かしめなのがいい。
アリッサ・ミラノ。「コマンドー」(85)でシュワルツェネッガーの肩にちょこんと乗っていた少女も今では35歳の女ざかり。90年代にはセクシー路線に転じて、TV「チャームド」の再放送などでお馴染み。
ミラ・ジョヴォヴィッチ(32歳)はリュック・べッソン監督の作品で女優として開眼し、いまでは「バイオハザード」のシリーズでアクション女優の大スターとなった。
コン・リー(42歳)は「中国の山口百恵」といわれたほどの国民的女優。チャン・イーモウ監督に見出され「赤いコーリャン」(88)「菊豆」(90)「紅夢」(91)「秋菊の物語」(92)など名作多数。1996年にはシンガポールの煙草会社の大富豪と結婚。チャン・ツィイーとともに「SAYURI」(05)などに出演しアジアを代表する国際的女優として活躍している。
ダイアン・レーン(42歳)は「リトルロマンス」(79)で可憐な美少女スターだったが、フランシス・コッポラ監督に認められ「ランブルフィッシュ」(83)「コットンクラブ」(84)に出演。近年は「トスカーナの休日」(03)など大人の演技派女優として活躍している。
リンダ・ハミルトン(51歳)は、「ターミネーター」(84)のサラ・コナー役を好演。近年はTV出演で新作映画がないのが残念である。
シャロン・ストーン(49歳)は「氷の微笑」(92)「硝子の塔」(93)でセックス・シンボルとなった。出演作も多く、チャリティ活動でも知られる。
ブルック・シールズ(42歳)は「プリティ・ベイビー」(78)「青い珊瑚礁」(80)「エンドレスラブ」(81)と「エリザベス・テーラーを凌ぐ美貌」と絶賛された。その後は肥満とリズと同じコースをたどるが、近年はTVや舞台で活動しているという。
ブリジット・フォンダ(43歳)は、祖父がヘンリー・フォンダ、父がピーター・フォンダというフォンダ一家の三代目。「アサシン」(93)で注目されたが、作曲家ダニー・エルフマンと03年に結婚、一児の母である。
マリー・ジラン(32歳)は、ジェラール・ドパルデューと共演した「さよなら、モンペール」(91)でデビューし、シャルロット・ゲンズブール以来のフランス映画界の美少女アイドルとして騒がれた。「ひとりぼっちの狩人たち」(95)でロミー・シュナイダー賞を受賞。「アンネの日記」などの舞台にも出演。近作は「美しき運命の傷跡」(05)
ジェーン・マーチ(34歳)は「愛人ラマン」(92)で映画デビュー。「薔薇の素顔」(94)の大胆な演技も話題になった。「ドラキュラ・イン・ブラッド血塗られた運命」(00)でルドルフ・マーティンと共演。「ザ・ヴァイキング」(03)では主演している。
ジェニファー・テリー(49歳)は白人と中国人との混血。「恋のゆくえ」(89)「ゲッタウェイ」(94)
ジャニン・ターナー(45歳)は「クリフハンガー」(93)でシルベスター・スタローンの恋人ジェシー役で出演。
いずれにせよ12人の美女たちはみなさん、ご健在で活躍中とのことです。
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