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2007年11月17日 (土)

その名はヨハネ

   ユダヤの王ヘロデの時代に、アビヤの祭司組の者でザカリアという名の祭司がいた。彼にはアロンの娘であるエリザベツという妻がいた。ふたりは老年に達していたが子がなかった。

    ある日、ザカリアが祭司の務を行いエルサレム神殿で香を焚いていると、天使ガブリエルが来て、ヨハネの誕生と将来を予言した。しかしザカリアはこれを信じなかったため、口がきけなくなった。

   やがて不妊だったエリザベツに男の子が生まれた。いまだ口のきけないザカリアは、子の名と聞かれ「その名はヨハネ」と書いた。するとザカリアはたちまち口がきけるようになった。

   祭司ザカリアとエリザベツは年老いて授かったヨハネを可愛がり育てた。ヨハネは成長し、駱駝の毛皮をまとい皮の帯をしめ、人々に「悔い改めよ、神の国が近い」とヨルダン川付近において伝道を行うようになった。ある日、イエスは「わたしにバプテスマを施してもらいたい」とヨハネに言った。ヨハネはすぐにイエスを制し、「私こそあなたからバプテスマを受ける必要のある者ですのに、あなたが私のもとにおいでになるのですか」と言って、謙遜な態度を示したが、イエスはヨハネから洗礼を受けた。(紀元28年)

   その後、ヨハネはヘロデ王家の不倫を批判したために捕らえられ処刑された。洗礼者ヨハネはイエスを「世の罪を除く神の小羊」として人々に紹介した「イエスの証人」であった。なお、ルカによるとヨハネの母エリザベツとイエスの母マリアとは親戚で、マリアはエリザベツのところに3ヵ月滞在したという間柄であった。

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