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2007年11月11日 (日)

マックス・ベックマン

   マックス・ベックマン(1884-1950)は、ドイツ表現主義を代表する画家。1903年、19歳のときにパリへ出て、マネの印象主義の影響を受けた。第一次大戦に衛生兵として参加したが、そこで目のあたりにした戦争による悲惨な体験が彼の芸術に大きな影響を与えた。とくに1918年の「夜」はその典型的な作品である。ドイツの敗戦による荒廃と戦後の混乱した世相は、オットー・ディックス(1891-1969)、ゲオルグ・グロッス(1893-1959)らのいわゆる新即物主義、あるいはルートヴィヒ・マイトナー(1884-1966)らの芸術に反映しており、ベックマンも新即物主義に通じるものをもっている。しかしその後「夢」「仮面舞踏会の前」「出発」に代表される作品は力強くモニュメンタルな様式へと変化していく。ナチスが政権をとると、「退廃的な芸術」としてレッテルを貼られたベックマンは、パリ、アムステルダムを経て、1947年にはアメリカへ渡った。初めセントルイスの大学で教鞭をとったが、1949年ニューヨークに行き、翌年ここで死去した。

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