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2007年9月 2日 (日)

韓国ドラマのヒロインの名前

   「冬のソナタ」のユン・ソクホ監督が描く四季シリーズ最終章「春のワルツ」のNHK総合地上放送が昨夜の第20話「愛と希望の島」の終了をもって完結した。2003年の「冬のソナタ」で中高年の女性の心を鷲掴みにした韓流といわれる社会現象もひとつの節目を迎えたといえる。

    ところで少数派ながらケペルの男目線からの四季シリーズの魅力は、ウンソ(秋の童話)、ユジン(冬のソナタ)、へウォン(夏の香り)、ウニョン(春のワルツ)たち4人のヒロインの清純で新鮮な個性であった。いまではお馴染みのチェ・ジウもソン・へギョも本作が初見参だった。

   四季シリーズに限らず韓国ドラマの「純愛」というジャンルには必ずというほど、ヒロインとアンチヒロインが登場する。

   ウンソーシネ(秋の童話)

   ユジンーチェリン(冬のソナタ)

   へウォンーウネ(夏の香り)

   ウニョンーイナ(春のワルツ)

   ジャヨンーシニ(真実)

   ヨンスーセナ(美しき日々)

   チョンソーユリ(天国の階段)

   これのら名を並べてみると、ヒロインの役名には語尾が「ン」で終わることが多く、アンチヒロインには2音が多いことがわかる。(チェリンは例外) 役名の正確な漢字表記はわからないが、例えばチョン・ユジン(鄭有真)、パク・ウニョン(朴恩瑛、朴銀英)と当てているとみなされる。「真」「瑛」「英」「美」「玉」「姫」「淑」などの漢字は清く美しくて女性らしい感じがするので、必然、「ン」で終わることが多いのだろう。反対にアンチヒロインに「ン」名前が少ないというのは、彼女たちにあえて女性らしさを現わす漢字を使わないで存在感を示そうとしているのであろう。

   ところで、日本でも「花子」「和子」「良子」「貞子」などはお母さん時代の古い名前と感じられるように、韓国でも、今どきの名前とか、古い名前とか、あるようだ。1945年は韓国が日本の植民地支配から解放された年で、この年に生まれた女性の名前の1位がヨンジャ(永子、蓮子など)、2位がチョンジャ(正子など)、3位がスンジャ(順子など)、4位がチュンジャ(春子など)、5位がキョンジャ(京子など)で「子」のつく名前が多い。これは日本の影響がまだみられるのであろう。ところが1975年生まれの女性には「子」のつく名前はほとんどみられなくなった。ちなみに第1位はミヨン(美瑛など)、2位はウンジョン(銀貞など)、3位はウンジュ(恩珠など)、4位はウニョン(銀英など)、5位はヒョンジュ(賢珠など)。

   「春のワルツ」のヒロインの名が「ウニョン」というのは、一般的な現代女性に多い名前で、平凡な家庭の少女を現しているように思える。また「秋の童話」の主人公兄妹が「ジュンソ」「ウンソ」となっていたように、最近は名前に同じ文字を共有するのは男子に限らないようになって、名前に男女の区別が少なくなっているらしい。日本でもそうだが、漢字の意味にあまり捉われないで、当て字のように音で名前をつけたりすることもある。また、漢字を伴わない、ハングルだけの名前が増えているのも、最近の特徴の一つである。

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