三角大福から背水の陣内閣まで
昭和47年、佐藤栄作の後継者として、「三角大福」すなわち、三木武夫、田中角栄、大平正芳、福田赳夫の四人が争そっていた。そして7月7日、第64代内閣総理大臣田中角栄が組閣した。新内閣の支持率は62%と非常に高かった。朝日新聞は福田康夫の新内閣が53%として、田中以降の各内閣の最初の支持率を載せている。(朝日新聞社世論調査)
三木武夫45%、福田赳夫28%、大平正芳42%、鈴木善幸52%、中曽根康弘37%、竹下登48%、宇野宗佑28%、海部俊樹39%、宮沢喜一54%、細川護熙71%、羽田孜47%、村山富市35%、橋本龍太郎61%、小渕恵三32%、森喜朗41%、小泉純一郎78%、安倍晋三63%である。福田新内閣の最初は53%と予想外に高い支持率だったが、背水の陣内閣の前途は多難だ。
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