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2007年8月 9日 (木)

戸田極子とブラームス

   日本画家・守屋多々志が平成4年第77回院展に出品した作品に「ウィーンに六段の調(ブラームスと戸田伯爵極子夫人)」がある。

   戸田極子(とだきわこ、1859-1936)は岩倉具視の次女で、旧大垣藩主戸田氏共(とだうじたか)に嫁いだ。生来の美貌と華やかさで、陸奥亮子(1856-1900)と並び、鹿鳴館の華と呼ばれた。

   戸田氏共は、廃藩置県後、伯爵となり、オーストリアの全権公使としてウィーンに赴任。山田流の筝曲をたしなむ極子は、ウィーン公使館でのパーティーで、琴の演奏を披露した。1887年から1890年にかけての話である。その席の客の一人だったのが作曲家のヨハネス・ブラームス(1833-1897)で、東洋のめずらしい調べに真剣に耳を傾けていたという。

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