無料ブログはココログ

« ミネルバの梟 | トップページ | ウソツキ禮次郎 »

2007年7月 1日 (日)

ウィルソン大統領と野球

   フランク・シナトラ、ジーン・ケリー主演のミュージカル野球映画「私を野球につれてって」(1949)の主題歌は今でも大リーグ試合中の7回の攻撃の前に歌われる国民の愛唱歌である。映画の中で当時の大統領セオドア・ルーズベルト(1858-1919)が登場している。第26代大統領で在位期間は、1901-1909なので、今からほぼ100前のお話。エスター・ウィリアムズのクラシックな水着姿も美しい。他にベティー・ギャレット、エドワード・アーノルドが出演している。

   だがなぜかこの映画は日本未公開だった。昭和24年といえば、赤バット・青バットで野球ブームが到来、笠置シズ子の「ホームラン・ブギ」が流れていた。フランク・オドール監督(1897-1969)率いるサンフランシスコ・シールズが来日。3Aのチームに対して日本は1勝10敗という結果に悔しい思いをしたものだ。

    ところで映画の中のようにセオドア・ルーズベルトが熱心な野球ファンであったかは知らないが、第28代大統領ウッドロー・ウィルソン(1856-1924)には次のようなエピソードがある。

   第一次世界大戦中のことで、大統領は好きな野球を見ることができなかった。だが、ある日、ワシントンで赤十字の基金を集めるための慈善試合が行なわれ、久しぶりに野球を見ることができた。ご機嫌でホワイトハウスに帰ってきたが、待っていたのは憂鬱な知らせであった。

「閣下、炭鉱のストライキで石炭が不足しています」

「大統領も、ストライキ三つでアウト、ということにならんもんかね」とウィルソンは補佐官にぼやいてみせたという。

« ミネルバの梟 | トップページ | ウソツキ禮次郎 »

「スポーツ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ミネルバの梟 | トップページ | ウソツキ禮次郎 »

最近のトラックバック

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31