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2007年6月27日 (水)

パンドラの匣

   大昔、人々は美しい世界で幸福に暮らしていました。そして誰ひとり病気になることなどありませんでした。そのころ、パンドラという美しい少女が住んでいました。ある日、妖精が彼女にふしぎな匣(はこ)をくれました。それは金のひもでしばってあって、妖精は彼女にその匣をあけないという約束をさせました。パンドラと友だちの少年エピミーシアスは、何度もその匣をながめて、何がその中にはいっているかと不思議がりました。

   長い間、パンドラは妖精にした約束を守っていましたが、とうとう匣の中をのぞいて見たくなりました。彼女はひもをほどいてふたを少し持ち上げました。すると何百という悪い小妖精が出てきました。彼らはパンドラを刺したので、彼女は金切り声を立てて床の上に倒れました。彼らはエピミーシアスも刺しました。それから戸外に飛び出して、世界中の子供たちをみんな刺しました。

   やがてパンドラはある小さな声を聞きました。その声がいいました。「わたしを外に出してください。そうすればあなたを助けてあげます」彼女は匣をあけました。するとサッときれいな小妖精が飛び出しました。彼女はパンドラに自分の名はホープ(希望)であると告げました。彼女はパンドラとエピミーシアスにキッスして彼らを治してやりました。それから彼女は他の子供たちを助けるために飛んでいきました。現在でも、人々が病気で不快な時には、この善良な小妖精ホープが人々を慰めるためにやってきます。

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