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2007年5月 9日 (水)

ジェーン・エア

    幼いジェーンは、叔母の家で孤児として暮らしている。迫害され通したあげく、ローウッドの孤児院に入れられる。そこでの彼女の生活は、叔母が彼女は嘘つきという烙印をおしたことによって、あらかじめぶちこわされていた。しかし、ジェーンは勉強して、教師としての能力を身につけて職を求め、田舎の邸宅で暮らしているエドワード・ロチェスターが、フランス婦人との間に生んだ幼い私生児の娘の家庭教師となる。やがて人と親しむことをしない高圧的なロチェスターとジェーンとの間に、恋愛が生まれる。しかし二人が結婚式をあげようとすると、とんだ邪魔がはいる。邸宅には一人の狂人がかくまわれていたのだが、それはロチェスターの妻だったのである。ジェーンは邸を無一文で立ち去る。彼女ははるか遠くまで放浪し、リヴァースのそばで伝道の仕事をやるために、結婚するようにとせがまれる。もう少しで同意しそうになるが、彼女がだまって思いをこらしてみると、大声で自分の名前を呼んでいるロチェスターの声が耳にひびく。ロチェスターの邸に立ちかえると、その邸は廃墟になっている。狂人である妻が火をつけ、彼女はこの火事で焼け死んだのだ。ロチェスターは盲目になっていた。ジェーンは今こそ自分がロチェスター家にとって必要な存在であることを知る。

   社会の中における女性の地位について、新しい現代的な見解を言い表した最初のイギリス小説とされている。(参考:「児童文学辞典」東京堂)

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