芹沢鴨暗殺
「燃えよ剣」第5回「祇園・島原」。近藤勇と土方歳三は会津藩公用人の外島機兵衛に呼ばれた。外島がいった。「京都では、いかに顕職の士でも、祇園と本願寺、知恩院、この三つの一つでも憎まれれば役職から失脚する、ということがござる。ご存知でござるか」「いや、いっこうに迂遠です」「土方先生は?」「さあ」外島はいった。「代々の所司代や地役人の謳いなした処世訓でござるが、僧と美妓は、いかなる権門のひいきがあるかもしれず、かれらの陰口は思わぬ高い所にとどくものです。じつを申すとわが主人が、芹沢先生の御行状一切、われらよりもよく存じておられる。多くは申しませぬ。この一時、十分にお含みくだされますように」「わかりました」近藤はいった。目に余る悪行を繰り返す局長芹沢鴨(名和宏)、新見錦(飯沼慧)は、近藤一派に暗殺された。飯沼は「新選組血風録」でも新見錦だった。現在も舞台で活躍しているという名優である。
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